この記事は、私が出産後、産院でどんな風に過ごしていたかを書いています。
今回、2人目の出産、経産婦だったので4日間の入院でした。
0日目、出産した日
朝8時に出産をし、約2時間、分娩台で安静にしていました。
その後、出産後初めてトイレに行きました。
助産師さんに付き添ってもらいました。
ベッドから数歩の距離にトイレがありましたが、少し身体を動かすと、身体のあらゆる部分が痛みました。
悪露もひどく、身体を動かしたり、歩いたりすると、ダラダラと血が流れているのが分かりました。
ショーツを下ろすタイミングでナプキンがトイレに入ってしまいました。
助産師さんに拾ってもらいました。
申し訳なさすぎてかなり謝りました。
そんなことまったく気にせんで良い良い!と強めに言われました。
車いすをすすめてもらいましたが、歩けそうだったので歩いて部屋まで行きました。
荷物は全て運んでもらいました。
簡単に部屋の使用方法について説明をしてもらいました。
ひといきついた頃にはもうお昼です。
料理が美味しい産院と評判があったので、期待していましたが想像以上でした。
優しい味で、見た目も可愛いくて、すごく幸せな気持ちになりながら食べました。
家族との面会は13時から16時の間と決まっていました。
昼食後、母と上の子がきてくれて、助産師さんに赤ちゃんを連れてきてもらいました。
赤ちゃんと一緒に写真を撮ったり、色々と話をしていたら、あっという間に時間が経ちました。
1時間ほど一緒に過ごしたあと、名残惜しみながら家族は帰っていきました。
そのあと、さすがに眠くなってきたので18時頃まで寝ました。
18時に夕食が運ばれてきました。
もちろん完食し、19時頃助産師さんが見回りにきてくれました。
体調に変化はないか、トイレはいけているか、気持ちは大丈夫かなど、気にしてくれました。
排尿後に残尿感があったり、あまり尿を出せていないと、子宮の収縮が順調でないことがあるようです。
その点もチェックをしてくれました。
この日はシャワーを浴びることができなかったので、顔を洗い歯磨きをし、少しテレビを見たりして、22時頃寝ました。
痛み止めのロキソニンをもらっていましたが、朝に飲んだっきりでした。
寝る前に痛み止めを飲んでいませんでした。
夜中に後陣痛で下腹が痛み、熟睡できませんでした。
1人目の時に、こんなにお腹が痛かった記憶がありませんでした。
初産婦より、経産婦の方が後陣痛がひどい場合が多いようです。
夜中の2時頃、トイレに行きたくて目が覚めました。
お腹を中心に、全身が痛くてゆっくりしか動けません。
ベッドから起き上がるのもかなり苦労しました。
お股の感覚があまりなく、尿を我慢するためキュッとしめることがうまくできず、ナプキンにに少し漏らしてしまいました。
1日目、おっぱい、お腹、全身の痛み
早朝に目が覚めました。
相変わらず後陣痛でお腹が痛いです。
トイレに座るのも痛いです。
動くたびにお股からドバっと血が流れていくのが分かります。
8時になると朝食が運ばれてきました。
朝食後は診察です。
尿をとって、血圧を測り、子宮収縮の具合を確認するための内診と、体調確認をしてもらいました。
色々と順調なので、シャワーを浴びていいよ、ということになり、診察後すぐにシャワーしました。
裸になって、全身を鏡で眺めました。
本当に産んだんかなと思うくらいのお腹の大きさに驚きです。
2日ぶりのシャワーは気持ち良すぎました。
お腹とお尻が痛すぎて、座ることができず、座る気にもなれず、ずっと立ったままシャワーしました。
まだまだ出血がすごかったので、お湯が赤く染まっていました。
11時頃、赤ちゃんに初めての授乳をしました。
残念ながら私のおっぱいはまだ少しだけお乳が滲むくらいでした。
助産師さんに、おっぱいマッサージをしてもらいました。
これが、とてもイタイのです。
乳頭をかなりの強さで握られました。
これをしておかないと、お乳が作られても出口がなくて、トラブルのもとになるらしいです。
ごめんねと言われながらグイグイされました。
そうこうしているうちに昼食の時間です。
昼食後は母が1時間ほど面会にきてくれました。
午後からも、2~3時間おきに授乳をしました。
マッサージをしてもらったおかげで、お乳がポタッポタッと少しだけ出るようになりました。
初日より体調はマシになってはいたものの、お股もお腹もお尻も痛いし、出産時に力みまくったので筋肉痛で全身も痛いです。
傷だらけの身体でした。
産休のための書類や、産院からの書類を記入したりしながら、なるべく横になってゆっくり過ごしました。
前日は痛み止めを飲んでおらず、夜は身体が痛くて熟睡できなかったので、夕食後痛み止めのロキソニンを飲みました。
22時から7時まで、ぐっすり眠ることができました。
2日目、お尻の違和感と母子同室
目が覚めると、前日よりも体が回復していることが分かりました。
まだいろんな部分が痛みますが、かなり和らいでいました。
朝食をすませたあと、久しぶりに便通がきました。
しかし、お腹に力を入れるのも怖いし、お尻の穴に違和感がありました。
特にお尻の状態が不明で、出したいけど怖いという感覚に陥りました。
しかし、怖がっていても出さずにはいられません。
覚悟を決めてトイレに行きました。
案外スッと出てきてくれました。
おかげでお腹に力をあまり入れずにすみました。
ティッシュで拭くのも怖くて、チョンチョンっとしか拭けませんでした。
この日はお昼にシャワーをしました。
その時におそるおそる自分のお尻を触ってみると、すごいイボ痔でした。
そういえば1人目の時もしばらくお尻に違和感がありました。
当時先生に相談したことを思い出しました。
違和感がひどければ、手術することもできるとのことでした。
しかし、再度出産した後にまたイボ痔になる可能性が高いから、その時に考えたらいいのではとのことでした。
そのあと、気付けば自然と違和感がなくなりました。
そんな悩みすら、忘れていました。
今回も数日様子をみて、あまりにもひどければ先生に相談しよう、と思いました。
結果、違和感は10日ほどで終わったので、悩みを引きずらないままで済みました。
お腹がスッキリした後は、先生から時間がある時に見てと言われていたDVDを観ました。
内容は、おっぱいマッサージの仕方や、赤ちゃんの泣き止ませ方の一例や、退院後の赤ちゃんとの過ごし方、などです。
1人目の時のことを思い出しながら、そうだった、そんなこと悩んでいたなぁと、色々思い出しながら観ました。
1人目の時は、入院中に助産師さんから直接指導がありました。
しかし、そんなに詳しく教えてもらっていなかったし、自分から聞くこともできていませんでした。
退院したあとから疑問が出てきて、その都度自分で調べて、良いと思ったことを取り入れていました。
今回は2人目ということもあり、悩むことも少なくて済みそうかもな、と思いました。
昼食後、面会の予定はなかったのですが、シャワーをして、仮眠をして、授乳をしたりしていたら、あっという間に夕食の時間になりました。
この日は、基本的に夜に母子同室をする予定でした。
絶対ではないので、やらなくてもよかったのですが、することにしました。
昨日しっかり熟睡できて心に余裕があったのと、赤ちゃんと一緒に過ごしたいという気持ちが強かったためです。
夕食後、19時頃から赤ちゃんを預かり、しばらく眺めたり、抱っこしたりしました。
助産師さんから聞いた我が子の夜の様子は、3時間しっかりまとめて寝てるよーとのことでした。
今夜もしっかり寝てくれるといいなーと思いながら、23時頃私も寝ました。
2時頃、赤ちゃんが泣いたので、おっぱいを吸わせ、ミルクを飲ませました。
夜中に授乳をした方が、お乳の分泌量も増えるし、質の良いお乳が出る、と聞いていました。
この日は夕方以降も頻繁に赤ちゃんにお乳を吸ってもらっていたのもあって、急にお乳がカチコチに張ってきました。
赤ちゃんはまだ吸うのが下手なので、実際にはしっかり飲めていなかったと思います。
それでもこの日の夜中から、お乳を搾ると、ポタポタポタと落ちる位に出るようになりました。
2時の授乳が終わり、抱っこからおろすと、泣いてなかなか寝てくれません。
あまり良くないですが、抱っこしたまま私も横になり、朝をむかえました。
腕枕をしたまま、のような状態で寝てしまいました。
おかげで朝起きると、腕が痛かったです。
久しぶりに、夜中に泣いて起こされる感覚を味わい、朝方は眠くて、だるさを感じました。
これからはじまる夜中の生活を、頭だけではなく身体で思い出すことができて、母子同室をして良かったと思いました。
3日目、慌ただしく過ぎた日
この日は入院生活の中でいちばん忙しい日でした。
5時頃に授乳をしました。
6時半頃、助産師さんが様子を見にきてくれたので、そのまま赤ちゃんを預けました。
朝の支度をすませたあとは、診察を受けました。
1日目と同じく、検尿、血圧、内診です。
退院後の生活についても、アドバイスをもらいました。
産後私の1日目の体重は、Max体重から-5kgだったのに、3日目は+2kg増えていました。
トータル、産後-3kgです。
まさかでした、びっくりです。
出産後からどんどん体重が減っていくと思っていました。
産院の食事が美味しすぎて、残さず全部完食していたからかもしれません。
自分の体重の件以外は順調で、無事診察が終わりました。
9時頃授乳にむかいます。
助産師さんにおっぱいチェックをしてもらい、出るようになっていることを確認してもらいました。
10時半頃、楽しみにしていたエステを受けました。
エステティシャンの方と共通点も多く、話が盛り上がりました。
楽しみながら、心も体もリラックスすることができました。
昼食を済ませてすぐ、退院指導を受けました。
主な内容は、
ビタミンk不足を防ぐため、k2シロップを毎週飲ませる必要があること、
へその緒の消毒のこと、
1週間検診や1カ月検診のこと、
おっぱいトラブルがあった場合のこと、などです。
13時に母が面会にきてくれました。
上の子の面倒をみてもらっていたので、その様子を教えてもらったりしていたら、あっという間に時間が過ぎました。
産院で決まっている面会時間は、上の子は保育園に行っている時間です。
初日は早退してきてもらいましたが、それ以降は会っていませんでした。
私は4歳の上の子に会いたくて、とても寂しくなっていました。
せめて電話したいなぁと思っていました。
しかし、上の子のママスイッチが入ってしまうと、きっと一緒にいる家族が大変になるので、我慢していました。
4日も一緒にいないのは初めてでしたが、母に様子を聞くと、子供は変わらず生活を楽しんでいるようでした。
子供より、私のほうが会いたくて寂しくなっていました。
母が帰ったあと、産院のサービスで、赤ちゃんの記念撮影をしました。
好きな衣装を3種類選び、様々な背景と共に写真撮影です。
されるがままの我が子の姿に、にっこりほっこりしました。
その後、シャワーをして、また授乳をして。
あっという間に夕方です。
夕食を食べていると、急に頭がボーっとしてきました。
昨夜は母子同室でしっかり眠れていなかったのと、今日は忙しい1日を過ごしたからかも、と思いました。
筋肉痛はだいぶ良くなりましたが、後陣痛でまだ腹痛があったので、痛み止めを飲み早めに眠りにつきました。
ついに翌日は退院です。
早く上の子に会いたいです。
4日目、退院
目が覚めると朝の6時でした。
ぐっすり眠れました。
尿意を感じてトイレに向かいました。
歩きながら漏らしてしまいました。
夜中にトイレに行かなかったので溜まっていたようです。
そしてお股がかなり緩くなってしまっているようです。
退院後も、尿漏れが心配です。
そして、おっぱいがカチコチに固まっていて、かなり痛いです。
あまりの痛さに、教えてもらっていたおっぱいマッサージを思い出しながら30分くらいしました。
それでもまだ痛いので、授乳室に行き搾乳をしました。
両方で40ccくらい絞ることができました。
しかし、まだまだうまく吸えない我が子。
結局退院するまで、上手に吸えないままでした。
朝の支度を済ませ、久しぶりにしっかり化粧もしました。
入院費を支払いに行き、退院グッズをもらい、書類関係も受け取りました。
本来であれば午前中に退院でしたが、午後から赤ちゃんの心臓などチェックする先生が来るタイミングでした。
それを受けてから退院することになりました。
おかげで、毎食楽しみだった食事が、昼食までいただけることになりました。
ラッキーでした。
心臓の検査も無事終わり、午後2時頃に退院しました。
まとめ
入院中は、意外と忙しい日々を過ごしました。
家族以外にも、友人や知り合いに面会に来てほしいと考えていましたが、制限があり叶いませんでした。
その代わりに、1人でゆっくり過ごすことができたので良かったです。
出産後、赤ちゃんにばかり気をとられて、上の子に対する気持ちが薄れてしまわないか不安でした。
予想以上に、上の子に会いたくなったし、上の子の赤ちゃん時代を思い出してますます愛おしくなりました。
これから未知なる2人育児がスタートしますが、頼れるものには遠慮せず頼って、楽しもうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ありがとう♪またきてね。