今回は、私が実際に結婚を決めた時のことについて書いています。
離婚しましたが、結婚したことを全く後悔はしていません♪
家族が好きだった
はじめて彼の実家にお邪魔した時、家の雰囲気とか、ご家族の人柄が、いいなぁと感じました。
田舎のお家というのもあってか、ウェルカム感がすごくて、居心地の良い場所だなぁと一瞬で思いました。
義父も義母もニコニコされていて、一緒の空間にずっと居ていられそう、と思いました。
賃貸の部屋を借りる時も、その部屋が理屈ではなくフィーリングで好きだと感じられるかどうかが大切だったりします。
そういう感覚がありました。
この人なら、許せると思えた
例えばこの先、万が一事故で彼が五体不満足になったとしても、私はこの人と一緒にいられるだろうか。
例えば、病気で彼が働けなくなっても、支えていくことができるだろうか。
例えばこんなことが・・・と将来の不安要素を考えた時に、
この人となら大丈夫、と、その時は思えました。
本当に、あの時は素直にそう感じていました。
好きで好きで仕方がない時は、何でも許してしまいがちです。
でも、一緒に生活をしていくとなると、そうはいかなくなってくることも多いです。
だんだん、許せなくなってくることもあります。
大きな目で見た時。人生を大きく捉えた時。
その時に、この人なら許せるな、と思えました。
この人には私が必要と思った
私は誰と結婚したとしても、ある程度幸せになることができるという自信がありました。
自意識過剰気味でした。
でも彼は、私じゃないと手に負えないと勝手に思っていました。
母性本能をくすぐられた感じでしょうか。
私が幸せを教えてあげよう、愛を教えてあげよう、と思えました。
結果離婚してるから説得力ないけどね。
出会うタイミングが良かった
私は小さい頃からずっと結婚したいと思っていました。
付き合う人付き合う人、みんな運命の相手だ!と思っていました。
そう思っていたのに、全然うまくいきませんでした。
ある程度恋愛を経験して、あっという間に30歳を過ぎました。
もしかしたら、このまま一生独身かも。
結婚するの、無理かも。
幸せになる思い込みの激しかった私が、どんどん弱気になってしまった時期がありました。
落ちるところまで落ちて、恋愛から離れて、一旦自分の人生をしっかり立て直そう、としていた時に彼に出会いました。
たぶん、自分の考えが大きく変わったタイミングです。
不思議です。
何かあった時、絶対守ってくれる人、と感じた
普段は全然優しくありませんでした。
例えば、一緒に買い物に行っても荷物とか全然持ってくれないし、
喧嘩しても謝らないし。
一般的な目に見える優しさが、まったく私には感じられませんでした。
でも。
私が仕事で人間関係に悩んでいる時や、理不尽なことがあった時に相談したことがありました。
結構、私が精神的に追い詰められてしまっている時でした。
彼は自分の考えを強く持っているので、共感してもらえないことも多いのですが、
その時は、一緒に怒って、必要があれば助けに行く、と言ってくれました。
ある日、人が倒れた時がありました。
誰よりも先に、率先して心肺蘇生をしていました。
本当に困ったときに、助けてくれる、頼もしい人だなと感じました。
無理強いをされなかった
彼は自由人で、束縛されることをとても嫌う人でした。
私もそこは同じ考えでした。
自分のやりたいことを、やったらいいと言ってくれていました。
あれをしろ、これをしろ、と無理なことは言いません。
遊びに行くときも、誰と、どこで、なんて全く聞いてきません。
本当に気にならないようです。
あんまり、やいやい言われません。
これは、最初はちょっと寂しく感じましたが、長く付き合っていく上でとても良かったと思えた部分です。
すごく信頼されているなと感じた部分でした。
部屋の整い加減が丁度良かった
あまりにもキレイに整っている部屋には、憧れますが、落ち着きません。
どちらかというと散らかっていて、ごちゃごちゃとしている部屋の方が好きでした。
彼の部屋に行った時に、良い感じの雑さ加減を感じたので、安心しました。
整理整頓を心掛けてはいますが、どうしても忙しくなったりすると部屋が乱れがちになります。
ある程度の散らかり具合は、私は気になりません。
彼には、同じ匂いを感じました。
一緒に生活していく上で、とても重要なポイントだと感じていました。
自分軸がしっかりしていた
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。
そこがとてもハッキリしている人でした。
相手が誰でも、言いたいことはちゃんと言うタイプの人でした。
私は、八方美人なところがあったので、自分の意思をハッキリと主張できる強さは、私にはない部分でした。
そこがとてもいいな、と感じていました。
まとめ
そんな感じで、私は彼との結婚を決めました。
顔でも、経済力でも、価値観でもありません。
その時の自分の気持ちと向き合い、感じたままに動きました。
結局、彼とはお別れしてしまいましたが、あの時、覚悟を決めた自分の気持ちに嘘はありません。
だから、まったく後悔していないのだと思います。
彼と結婚して一緒に過ごした日々は、必要な経験だったと思います。
学んだこともたくさんあります。
だから、私は彼と結婚して、本当に良かったと思います。
イケメンは見飽きるし、ブサイクは慣れます。
経済力は、贅沢なことを望まなければ多少なくてもなんとかなるし、なんとかすればいい。
価値観は、本当に自分が大切に思う部分だけ同じだったら、あとは大幅にずれていてもいいと思っています。
価値観のピッタリ合う人なんて、この世にいません。
お互い歩み寄る努力ができれば、とても良いなと思います。
その努力をできそうだな、と思える人。
努力してみよう、と思わせてくれる人。
大切なのは、自分が自分らしいままで、一緒にいる未来をどれぐらい想像できるか、だと思います。
なんか、気になる。
なんか、ピンとくる。
そういう、頭ではなく、心が、身体が反応する感覚が大切だと思います。
そして、人の心は変わっていくものです。
それもまた、人生です。
失敗したっていいじゃない。やってみるのか。やってみないのか。
何もしないを選ぶのも、自分。
最後まで読んでいただきありがとうございました。